Tottie presents
最高に美味しいベジタリアン/ヴィーガン料理
IT ALL STARTED WHEN...
私 (Tottie)がベジタリアンになった頃、ベジタリアンが食べれるメニューのオプションの少なさに悲しい気持ちになったのを覚えています。というのも20代の後半まで大の野菜嫌いだったため、ひどく偏食の私が食べれるものは限られていたからです。高校生の頃、ランチで友人とサンドウィッチ屋さんに行くのが定番となっていましたが、そこでオーダーする際は「照り焼きチキンサンドを野菜抜きでお願いします!」というほどの始末で、よく一緒に行く友人を笑わせていました。
スペインに留学中のある日、マドリードにて当時交際中の彼(現在の夫)に週末のファミリーランチに招待され、そこで彼のお母さんバーバラが私のために美味しいベジタリアン料理を作り、おもてなしてくれました。私はその料理の味の豊かさと新鮮さにとても感銘を受けたのを今でも覚えています。近頃巷のカフェで提供されるベジタリアンメニューはとてもおしゃれで、健康的に見えますが、個人的にはどうも心とお腹が満たされなかったのです。
私は幸せに感じる、そして食べると心も体も満たされる、心地よい食事が大好きです。このサイトでご紹介させていただくレシピは、幼少期によく母が作ってくれたものをベジタリアン/ヴィーガン用にアレンジしたもの、また、私の食事とお料理に対する情熱を失うことなく、ベジタリアンの道を進んでいけるよう導いてくれたバーバラから習ったレシピです。
バーバラは私にとって、これまで出会った中でもっとも尊敬する方の一人です。彼女は外見もさることながら心美しく、優しくて謙虚、地に足がついた素敵な女性です。家族や親しい友人への寛大さと手厚いもてなしの心を、他の人へも分け隔てなく注ぐ、そんな格別な心を持った方なのです。どんなに忙しい時でも、人のためにいつでも手を差し伸べ、なんとなく言った事や好きな事などを事細かに覚えていてくれ、事あるごとにサプライズな気配りをしてくれる、そんな特別な女性です。
私の願いは、日本のベジタリアンやヴィーガン食に興味を持ってはいるものの、文化的に難しいと感じている方々が、バーバラのレシピにて菜食中心の食事の楽しさを見出してもらうことです。